第43回日本肝臓学会東部会

第43回日本肝臓学会東部会 会長挨拶

第43回日本肝臓学会東部会を開催するにあたって

会長: 滝川 康裕
(岩手医科大学医学部 内科学講座 消化器内科肝臓分野 教授)
会長: 滝川 康裕

2020年12月3日(木)~5日(土)にオンライン形式で第43回日本肝臓学会東部会を開催いたします。当初、盛岡市での通常開催を予定しておりましたが、COVID-19の流行状況を踏まえて、参加者の移動を最小限にするための判断です。オンラインの利点を生かし、特別講演、招請講演はじめ多くの演題をオンデマンドで視聴できるよう配慮致しました。反面、学術集会の醍醐味であります、対面・公開での議論が制限されますが、司会者に調整された討論や質疑応答をWeb上に掲載する予定です。また、なるべく複数の共催セミナーを視聴できるよう、Live配信のセミナーをプログラム化しております。コロナ後の新生活様式に基づいた学術集会のあり方を考える第一歩にしたいと存じます。

盛岡での開催は断念いたしましたが、今回の東部会のテーマは岩手ゆかりの宮沢賢治の言葉から拝借して「ほんたうの肝臓学を探して」としております。ポストHCV, ポストコロナの激動の時代にあって、若い肝臓研究者、医療者たちがそれぞれの肝臓学を見つけるきっかけにして欲しいと思います。