会長挨拶
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第20回日本肩の運動機能研究会
会長 松村 昇
(慶應義塾大学医学部 整形外科学教室 講師)
この度、第20回日本肩の運動機能研究会を2023年10月13日(金)、14日(土)の2日間、京王プラザホテルにおいて第50回日本肩関節学会と併催させていただきます。日本肩関節学会学術集会が50回目の大きな節目を迎える一方で、2004年に第1回が開催された肩の運動機能研究会も、2019年に日本肩の運動機能研究会と名前を変え、本会で20回目の節目を迎えることになりました。この重責に身が引き締まる思いです。
肩関節疾患の治療においては、保存治療が選択されるにしても手術治療が行われるにしても、複雑な構造を持つ肩関節の機能を回復させる適切なリハビリテーションが必要であることは明らかです。また良好な治療成績を得るためには、看護師など診療をサポートするメディカルスタッフとの密な連携が重要です。肩関節医学の発展ため、医師とコメディカルが活発な議論を行う場が必要と考えられます。
第50回日本肩関節学会および本研究会は“Standing on the shoulders of giants~半世紀を振り返り、過去から現在、そして未来へ~”をテーマに開催する予定です。日本肩関節学会と連携しながら、過去の伝統を尊重しつつ新たなエビデンスを生み出していくような、魅力的な日本肩の運動機能研究会を開催したいと考えております。肩関節医学の進歩に少しでも貢献できるよう尽力する所存ですので、会員の皆様のご参加をよろしくお願いいたします。